2013年3月21日

今、京都市美術館でクラナッハさんの絵を見られますよ

今、京都市美術館で「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝」
という美術展が開催されているそうです。
朝日新聞社 - 「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝」

オーストリアとスイスの間にあるリヒテンシュタイン侯国の国家元首リヒテンシュタイン侯爵家の美術コレクションだそうです。
16世紀ルネサンスから、17-18世紀前半のバロックを経て、19世紀前半にいたるまでのヨーロッパ絵画の名画と室内装飾品が展示されているようです。
公式サイトの名画ギャラリーでは、ラファエロ、クラナッハ、ヴァン・ダイク、レンブラントの絵が紹介されていました。

Hl-Eustachius-1515
その中で気になったのは“ルーカス・クラナッハ(父)”という人が描いた“聖エウスタキウス”という絵。
この人のことを全然知らなかったので、ネット上でいろいろ調べてみたところ、ファン・エイク、ボス、ブリューゲルと同じ北方ルネサンスの画家だということを知りました。
どうりでなんとなく雰囲気が似てますね。

クラナッハさんの絵を集めてみました。
描かれている人たちがみな独特な表情で全体的にシュールな感じがします。

Lucas Cranach d. Ä. 007

Lucas Cranach d. Ä. - Reclining Nymph - WGA05637

Lucas Cranach d. Ä. 013

Lucas Cranach d. Ä. 035

ちょっとグロい感じの絵もあったんですが、偶然見てくださった方がトラウマになったらいけないので載せないでおきます。自分も怖いし。
ちなみにそれはホロフェルネスの首を斬った後のユディトの絵です。
興味のある方はどうぞ→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Lucas_Cranach_d._%C3%84._023.jpg