以前「おとぎ話の幻想挿絵」という本を買ったことを書きましたが(→こちら)
先日ぶらっと本屋に行くと、
その「おとぎ話の挿絵シリーズ(?)」に、新しい本が増えていました。
『おとぎ話の幻想挿絵』の方は、
ニールセンやデュラックなど有名な挿絵画家数人に絞って編集されていましたが、
こちらはより多くの挿絵画家の紹介や、子供向けの本の簡単な歴史、
アンティークの飛び出す絵本の紹介などなどかなり盛りだくさんな内容。
どちらか選べと言われると私ならこっちを選ぶかな。
うーむ。ほしい。。
数日後、また本屋を覗いてみると、
また違うものが出ていました。
今度はロシアの挿絵です。
パラパラめくってみた印象は、
全体的に、カイ・ニールセンのような繊細、優美な雰囲気ではなく、
こってりした色使いでかわいらしい雰囲気です。
しかし、作者の海野弘さんという方、立て続けに本を出しまくっておられるけど、
どういう方なんだろう??
と思っていたらご本人のサイトを見つけました。
→http://www.unnohiroshi.com/
1960年代から2010年代まで、年代ごとに分けられた作品リストを見てみると、
本を出しまくっておられるのは今に始まったわけではなさそう。
ヨーロッパのアンティーク本だけじゃなく、幅広い分野の本を出されている方のようで、
大江戸なんとか、というようなタイトルの本もありました。
それにしてもすごい知識量!
サイトによると、
『ロシアの絵本につづいて、いつかチェコの絵本をやりたい』
という風に書かれているので、そのうちチェコの挿絵本が出そうですね。
資金力がないもんで、なかなか全ては買えませんが、
チェコの本は欲しいかも。
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