2012年5月29日

ムーミンはモノクロのペン画の挿絵が一番だと思う

テレビでムーミンのパペットアニメというのをやっていました。
1979年にポーランドで作られたもののリメイク版とのことで、
東欧アニメっぽい雰囲気がすごく良かったんですが、
ムーミンは、やはりこのペン画の挿絵が一番だな、と思うのです。

この深い味わいはペン画ならでは。
アニメと違って、なんと言うか、ゾワっと引き込まれる不思議な世界観。
ちなみに2人の小人みたいなのはトフスランとビフスラン。
『へんなことばをしゃべる。ふたりいつもいっしょ。』登場人物紹介のページより。
懐かしい!
(講談社 青い鳥文庫のムーミンシリーズより。)

ナルニアシリーズやメリーポピンズのシリーズも夢中で読みました。
なかなか捨てられず、結婚後もわざわざ新居へ持って来ました。
一度読みなおしてみようと思いつつ、なかなか実行できないのですが。。


どの本もペン画の挿絵が付いていて、
物語を忘れていても、挿絵を見ると読んだ時のワクワクドキドキした気持ちが蘇ってきます。
やっぱり、この挿絵だからこそ、
自分の頭の中で物語が大きく広がっていくような気がするんです。
だから、映画やアニメになってしまうと、
自分の中で出来上がった物語の世界が小さくなってしまうような気がして、
なんだかがっかりするのかな。

『鏡の国のアリス』より。全くかわいげのないハンプティ・ダンプティ。いいですねえ。



ムーミンの画集がでてました。ほしい!

翻訳:冨原 眞弓
出版社:講談社
発売日:2009/03/26
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