Pieter Bruegel the Elder (1526/1530–1569) [Public domain], via Wikimedia Commons
先日テレビで、ブリューゲルのバベルの塔の話をやっていて、
録画しておいたものを昨日見ました。
ブリューゲルの人柄や、バベルの塔の絵の細部の検証など、
非常に興味深いものでした。
その中で、バベルの塔をジオラマで再現してみる、という企画があり、
ジオラマ製作担当として山本高樹さんという方が登場されました。
これまでに手掛けられた作品が紹介されたのですが、
うん?何か見たことある、と思ったら、
最近始まった、NHK朝ドラ「梅ちゃん先生」の、
オープニングに流れる、昭和な風景のジオラマとよく似ている!
調べてみたら、やはり山本高樹さんが手掛けられたものでした。
テレビで放送された感じでは、
普通の一軒家の一室で、一人で製作されているよう。
あんな緻密なものをたった一人で作ってしまうなんて!
信じられん。。。
確かに、寝癖をつけたまま平然とインタビューを受けているあたりが、
タダモノではない感じ。
割とイケメンなのに。
ご本人のウェブサイトを拝見しましたが、
懐かしい感じがする日本の風景を再現した作品がアップされていて、
思わず見入ってしまいます。
→山本高樹presents「模型日和下駄」 昭和ヂオラマ館
どうやら、作品を仕上げるエネルギーは、
行ってみたい!とか、この風景が好き!という憧れから生まれるようです。
このサイトの中で、「イラストギャラリー」というタブがあり、
作品の資料用に描かれた、線画のイラストが数点掲載されているのですが、
何とも味があって、すっかりファンになりました。
で、話がそれてしまいまいしたが、
バベルの塔のジオラマ、忠実に再現されていました!すごい!
平面の絵の情報しかないのに!
頭の中はいったいどうなっているんでしょうね。
本が出てました。