図書館で五木寛之さんの仏教関連の本を探していて
たまたま見つけたこの本。
表紙のイラストに惹かれて借りてきました。
この妖しげなイラストを描かれたのは、伊坂芳太良さん。
60年代に活躍されて、42歳の若さで亡くなった、
天才イラストレーターだそうで、
検索したらいっぱいヒットしました。
細かく繊細な描写が、
先日書いた、カイ・ニールセンや、ジョルジュ・バルビエの挿絵に通じる感じがします。
本の内容は、ほんのりエログロで奇妙な物語の短編集なのですが、
あちらこちらに散りばめられた伊坂芳太良さんの挿絵とピタリとはまって、
より一層物語の、怪しく奇妙な世界に浸りながら読むことができます。
しかし、五木寛之さんって、私の中では仏教のイメージが強いのですが、
こんな感じの小説も書かれるんですね。意外だ。
伊坂芳太良さんのイラスト集とか、挿絵集って売ってるのかな?
と、アマゾンを覗いてみたらポスターが。
うーむ。手が出ません。
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