『「本屋で売っているふつうの本」など、一冊も出てきませんよ。』その通りでした。
超レアでマニアックな本の魅力を熱く語っておられます。
この場合の本とは、本の内容ではなく、
『印刷だとか紙だとか、 余白の書き込みだとか挿絵だとか、 本の来歴だとか部数だとか、 そういう「ハードウエア」』のことを指しています。
アラマタ・ワールド全開でめちゃめちゃおもしろかったです。
先日書いた「おとぎ話の幻想挿絵」に出てきた、
- ハリー・クラーク
- ジョルジュ・バルビエ
- オーブリー・ビアズリー
の挿絵も登場します。
「おとぎ話の幻想挿絵」では、うっとり眺めて浸る感じでしたが、
こちらではまた違った角度から楽しめました。
他にも、イソギンチャクの図鑑とか、カエルの図鑑とか、
ドゥニ・ディドロの『百科全書』の話も出てきます。
どれも相当な費用と時間を掛けて作られているので、
とんでもなく美しいです。
愛書家の方はすでにおなじみなのでしょうが、こんなサイトを知りました。
雄松堂書店
㈱雄松堂書店 古書事業部のBlog
私など、とても手が出ませんが、眺めて楽しみたいと思います。
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